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2019/06/10
湿気と水没、どちらが腐食しやすい?
  • 沖縄の防風柵

ついに梅雨入りしましたね。雨が多く降ることは農作物や水の確保に不可欠なことですが、いろいろと大変な時期です。そして塗膜にとってもやはりきつい時期になります。

ところで、鉄は水にぬれると錆びることはよく知られておりますが、水没したままの鉄は錆びにくいことはご存知でしょうか?鉄が錆びるということは、鉄が酸化して酸化鉄になるということですが、酸化に不可欠な要素が3つあります。水・酸素・塩分です。この内ひとつ~ふたつの要素を絶つことができれば腐食を最小限に抑えることができます。たとえば、水没したままの鉄は酸素が不足するので錆にくくなります。海水は鉄を錆させることは周知のことですが、海水に水没したままの鉄は酸素の供給が少ないのでさびにくくなります。

また、水にぬれてその後乾くときは非常にさびやすくなります。水と酸素が共存するためです。海の潮位の変化で水没と乾燥を繰りかえす部位はさらにきつい腐食環境になります。つまり海水に含まれる塩分、水分、そして干潮時の酸素供給と3拍子そろっているのです。

他にも海岸近くの建物で、軒下も条件が非常に悪い部位になります。塩分が飛来し軒下に付着し、降雨では洗い流されず、太陽光が当たらないので湿気がこもりやすく結露しやすい条件になります。軒下に設置されている製品は直接雨や太陽光にさらされないからと言って油断すると、短期間で錆が出たり塗装が剥がれたりということが起こり得ます。こうした部位の塗装仕様の設計には十分な配慮が必要です。

犬のおしっこもきついですね。散歩の際には毎日同じところにイオン(塩)たっぷりの尿がかけられ、乾燥し、また別の犬が尿をかけ…。最悪です。、

中部地区の粉体塗装専業会社、筒井工業は腐食についても日夜研究を重ね、お客様の大切な構造物を守るための塗装仕様を追及しております。腐食でお困りの際は適切な塗装仕様のご提案もできますので、是非当社にお問い合わせください。

塗装を科学する 筒井工業