塗装について~剥離と責任~

愛知の筒井工業株式会社は塗装を科学します

愛知にある塗装会社・筒井工業株式会社は、屋外製品や重防食を必要とする製品を中心に塗装をしております。長年の経験で得た塗装の剥離についての基本的な考えをまとめましたのでご一読ください。

 

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塗装が剥離…なぜでしょう?

塗装はものづくりの最終工程になり、その品質は製品の付加価値に多大な影響を与えます。特に当社が扱うような屋外製品や防食を必要とする製品においては、塗膜が長期間にわたり剥がれずに付着し続けることはお客様にとって当たり前の要求になります。しかしながら剥離事故は起こっているようです。当社が初めてお会いするお客様にお話を伺いますと、よそで塗装してもらったんだけど『養生シートを剥がしたら塗料も一緒に剥がれた』、『塗装した製品を設置しようとボルト締めしたら、周囲の塗膜が剥がれた』、『屋外で製品を使い始めたら2~3か月で塗装がはがれはじめた』などなど…期待を裏切られる短期間での剥離が実際に起こっていると聞かされます。なにが起こっているのでしょう?

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塗装が剥離した際のダメージ

期待を裏切られる短期間での塗膜剥離は、大きなダメージを残します。

 

第1に補修には膨大な費用と手間かかります。

塗膜剥離してしまった製品を塗り替える必要がありますが、足場を手配したり、現地の工程や環境を調整したり、道路資材なら交通整理、現場塗り業者の手配、雨天時は延期、などなど…。塗装賃として塗装工場が行った10万円の仕事に対し、不具合の現場補修に100万円を要する…などということは十分起こりうる事態です。そしてその費用はだれが支出するのか?責任の所在をはっきりさせる必要がありますが…

 

第2に塗装を発注した製品のメーカーさんが、その先のお客様の信頼を失ってしまうことが挙げられます。

塗膜の剥離というのは責任の所在がはっきりしないケースもありますし、そもそも塗装の発注側が塗装のことを理解できていないと、原因をうやむやにされてしまうこともあります。メーカーさんは原因と対策を先のお客様に提示する必要がありますが、『原因はよくわからないが、今後は検査を強化します』という苦しい弁明を余儀なくされます。そして似たような事象が再び発生し、さらに信頼を損なってしまう…。

では、なぜ原因がわからないのでしょうか?

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塗膜剥離の原因

塗膜剥離の原因には次に挙げるように様々な要因が考えられます。

(1)前処理の選定ミス

(2)前処理の管理不備

(3)塗料の硬化不足(熱硬化:焼付け不足 2液硬化:硬化剤不足)

(4)塗料の不具合

(5)母材

やっかいなことに、塗膜が剥がれた後の母材表面はすでに腐食が進行してしまっており、前処理や母材がどのような状態だったかを剥離後に確認することは非常に困難になります。しかしながら長年の経験で得た蓄積によれば(1)~(3)は塗装会社による不備であることが多いのです。塗膜剥離のほとんどの原因はここにあると考えています。(3)は出荷前の検査によって、ある程度は流出を防ぐことができます。(4)については筆者は20年以上塗装業界に身を置いておりますが、遭遇したことは一度もありません。(5)については『母材のせい』とするには少々乱暴なような気がします。母材の不備を仕事が始まる前に予見し警告を発する、あるいは支給された母材に不備があることに気づいて発注者に連絡するのは塗装業者のプロとしての責務と思うのです。

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前処理とは?

結論から申しますと、塗膜が剥がれないために最も気を使うべきことは『前処理』となります。塗料がしっかり付着し続けるためにはこの『前処理』が適切に選定され、管理されていることが不可欠になります。

前処理とは塗料がしっかりと付着し続けるために、素地(母材)の表面に施される化学的または物理的処理のことです。目的は塗料の付着力維持と素地の防錆です。

一口に前処理と申しましても、その方法には少なくとも10種類くらいはあります。その中でも、非常にリスキーな方法の例としては、表面をシンナーで拭く、ウエスで乾拭きする、サンドペーパーを使って手で研磨するなどが挙げられます。いずれも手作業であり作業者によってばらつきが発生しますし、そもそもこれらの方法では塗料の長期付着性は確保できないことが多いのです。当社ではこれらは前処理とは呼びません。

しかしながら、お客様からお預かりする設計図書を拝見しますと、ほとんどの塗装指示は、使用する塗料については書かれてはおりますが、前処理については記述されていません。逆に前処理の重要性を認知されている設計者はここをきっちりと記述します。なぜなら過去に前処理の不備で痛い目にあっているからです。

そして恥ずかしながら当社も過去にそうした『痛い目』にあった経験を有しております。だからこそ第1優先事項は『前処理』なのです。

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前処理は隠されたところにあります。だから見えない…

塗装された製品をどれだけよく見ても、塗膜の下にある『前処理』の状態は確認できません。『前処理』は塗膜で隠すことができるのです。ですから、塗装の発注者は塗装工程を工場に見に行って、自分の製品が処理されてくるのをずっと見ていない限りは、『前処理』が適切にされているかどうかを確認するすべはないのです。できあがった塗膜の付着性を確認する簡易な方法に付着性試験(通称 碁盤目密着試験)が挙げられますが、それすらも初期の付着性を確認しているだけで、経時変化がどのように進むのかを評価できていません。ざっくばらんな言葉で表現すると『前処理の出来栄えや品質は塗装業者の良心』にかかっていると言っても過言ではありません。

 

では発注者はどうすればよいのか?

 

つづきは 『塗装について~剥離の防止~』でご確認ください

CONCEPTコンセプト

愛知の塗装会社・筒井工業株式会社は技術力が高いです

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愛知の良質な塗装を行う会社として親しまれております

愛知県半田市の塗装会社・筒井工業株式会社は、確かな技術を持った表面処理のプロフェッショナルが在籍しておりますので、安心してご依頼ください。お客様のご要望に合わせて、最適な塗装仕様をご提案させていただくとともに、豊富な経験を持つスタッフが一つひとつの工程を丁寧に進めますので、納得した上で依頼をお任せいただけます。 愛知にある質の良い塗装を行う会社を目指し、万が一、塗装後にトラブルが発生した際にも迅速に対応いたしますので、安心してお任せいただけます。お困りの事がありましたら筒井工業株式会社へ遠慮なくご連絡ください。

COMPANY会社概要

愛知で塗装を行う筒井工業株式会社についての情報です

概要

会社名

筒井工業株式会社

住所

愛知県半田市州の崎町2番地の112

FAX 0596-29-0870

電話番号0569-28-42250569-28-4225
営業時間

8:00~17:10

定休日

土・日

代表者

代表取締役社長 前島 靖浩

<p>筒井工業株式会社</p>

創業

昭和38年11月

資本金

3,000万円

従業員

正社員 45名 臨時社員 5名

工場敷地

10,000㎡

工場建屋

7,000㎡

事業内容

金属製品の粉体塗装、一般塗装及び溶射加工

主要設備

浸漬式 酸洗およびリン酸亜鉛皮膜処理ライン(スチール用、6m可) 1式
浸漬式 リン酸亜鉛皮膜処理ライン(溶融亜鉛メッキ用、14m可) 1式
クロム酸クロメート処理ライン(アルミニウム、SUS用 8m可) 1式

※クロムフリーまたは六価クロムフリー処理も可能
スチールグリッドブラスト処理ライン(スチール用 12m可) 1式
サンドブラスト処理装置(スチール、メッキ、アルミ、SUSなど 12m可) 1式
自動粉体塗装ライン 9式
エポキシ樹脂塗装鉄筋専用ライン 1式
溶剤塗装ライン 2式
ガス溶射設備 1式
アーク溶射設備 1式

取引銀行

三井住友銀行 刈谷支店
三菱東京UFJ銀行 半田支店
愛知銀行 碧南支店
十六銀行 碧南支店

加盟団体

日本パウダーコーティング協同組合
愛知県工業塗装協同組合
日本溶射協会
土木学会
日本建築仕上学会
アルミニウム合金材料工場塗装工業会(ABA)

アクセス

お車でお越しの場合 知多半島道路の阿久比(あぐい)ICより15分

電車でお越しの場合 JR亀崎駅よりタクシーで5分または徒歩15分