SERVICE事業内容

サンドブラスト処理・リン酸処理

サンドブラストのご案内

◆2016年より大型のサンドブラスト装置を導入致しました!

サンドブラスト処理とは

主に金属などの加工対象物に高速で研掃材をぶつけて表面の異物除去、凹凸をつける加工をすることです。鋳物、陶磁器、ガラス工芸品、石材などの表面処理や装飾を施すためにも用いられます。

サンドブラスト処理とは

■当社では研掃材に褐色アルミナグリッドを使用しています。アルミナ(酸化アルミ)はスチールショットと比べて薄板製品の歪みを最小限に抑えることが可能です。

また、薬品で削るエッチング等と比べて安全かつエアポケット、メタルタッチ等の心配もなく、処理の簡易性にも優れています。

サンドブラスト処理

サンドブラスト処理で出来ること

①剥離・除錆

表面に付着した錆・塵埃・塗膜その他異物などを削り落とすことにより塗装又は溶射に最適な素地表面を形成します。


②重防食

ブラストで形成した凹凸面は強力なアンカー効果により塗料の密着性に優れ、長期の防錆力に優れています。


③溶射の下地

溶射の素地調整にはブラスト処理が最適です。その他の素地調整では性能が十分発揮できないことがあります。

【ブラスト装置仕様】

投射材:アルミナグリッド(#24)
⇒投射材のサイズはお客様のご要望に応じて変更も可能です

処理可能な製品最大寸法: 12m×2m×3m
処理可能な最大製品重量:4t

◆サンドブラストの有効性

サンドブラストの有効性

リン酸塩処理(防眩処理/低光沢処理)

溶融亜鉛メッキされた部材を、薬品浸漬によるリン酸亜鉛皮膜処理することで独特の重厚な意匠を得ることが出来ます。
弊社独自手法の色調コントロールにより、N4・N5・N6の3色をとり揃えております。
 

低光沢処理仕様

可能寸法:6000×1000×1000 (H23.8現在)
基本工程:脱脂→水洗→水洗→表面調整→化成処理→水洗→湯洗→白錆防止処理
※工程は浸漬式によります
色調:N4・N5・N6の3グレードを用意

リン酸塩処理

注意事項

・処理槽の大きさに制限があります。処理槽に入らない製品は対応できません。
・亜鉛メッキはリン酸処理に適したものが必要になります。亜鉛メッキを施す場合は、弊社指定(弊社と取り決めを交わした)メッキ加工会社様にメッキ加工をご依頼いただきますようお願い致します。
・亜鉛メッキに『ヤケ』が発生している場合、亜鉛の結晶模様(スパングル)は得られません。
(詳細は亜鉛メッキ加工会社様による資料をご参照ください)

また、リン酸処理後の色調についても、『ヤケ』部 と 非『ヤケ』部 とは若干異なることがあります。
『ヤケ』を防ぐため、シリコン(Si)含有率が0.02%以下または0.16~0.23%の鋼材をご使用いただくことが大切ですが、鋼材調達において、シリコンコントロールされた鋼材を完全使用することは難しく、『ヤケ』を完全に防ぐことは困難と思われます。
『ヤケ』自体は亜鉛メッキとしての防錆性能はなんら問題なく、仕上がり感が若干他の部分と異なる程度であり梁・支柱等で構成される構造物の場合、全体の仕上がり感には多大な影響は無いものと考えます。
(色調見本を参照下さい)
 

取扱

・製品の吊り具はナイロンスリング等を使用してください。ワイヤロープを使用する場合は、緩衝材(ゴム板等)を用い傷を
防止してください。リン酸処理膜は薄膜であるため、金属接触による擦り傷付いた場合、光沢のある亜鉛膜が露出します。
光沢面が露出しても、経時変化(数か月)により徐々にグレーの色調に変色し、違和感が無くなります。
補修する場合は、専用の補修塗料を刷毛塗りしてください。但し刷毛塗り部は非補修部と比べ仕上がり感は異なります。
補修塗料は薄く塗り重ねるようにタッチアップし、周囲の色調に調和させてください。
・保管中には雨水に極力濡らさないよう養生してください。またブルーシートや梱包資材等で密閉しますと水蒸気で蒸れて白錆が発生する恐れがあります。通気性の確保に努めてください。

 NEW! リン酸処理風粉体塗装 ~りん酸処理の不具合を防止するために~】


  リン酸処理は本来塗装の前処理として施されていたものを、建築 意匠として取り入れられた経緯があります。
  リン酸処理は化学的な処理であるために、母材の亜鉛めっきの状態や使用する鋼材の材質、肉厚によって
  大きく風合いや色調がばらつくことが避けられません。本来はそうしたばらつきを面白みとして取り入れる
  というスタンスが必要ですが、提出された色見本の風合いが均一に施されると誤解されたまま施工され、
  トラブルになる事例が後を絶ちません。
  また、リン酸処理自体は極薄の結晶性皮膜であり、施工されて数か月の間に風雨によって白錆(亜鉛めっきの錆)
  が発生し外観を損ねることがあります。さらに溶融亜鉛めっきを施す必要性から、母材はt3.2mm以上のスチール材
  である必要があり、製品重量が増えてしまうことが懸念されます。あまり知られておりませんが、板厚6mm以上の
  スチール材では亜鉛めっきの表層に(鉄と亜鉛の)合金層が発現し、屋外での施工後5~10年程度で
  赤く変色(鉄の赤錆)してしまうことがあります。

  以上のことから当社では鋭意検討を進め、『粉体塗装でりん酸処理の風合い』を再現することに成功しました。
  この方法を使えば、比較的均一に、白錆・赤錆のリスクなく、母材を選ばず(アルミでも可)に
  りん酸処理の風合いを得ることができます。

  ご興味のある方は『特殊塗装』のページへお進みください。