塗装・コンサル依頼前のご不明点に
FAQ
粉体塗装・TPCエポキシ鉄筋・採用・T-CXによるコンサルティングなど、これらへのご依頼を検討中の方々が、多く抱きやすいご不明点を想定し、この場で事前に回答しました。「1品から対応できますか」「新卒採用試験はどのような内容ですか」「T-CXの成果が得られるまでどのくらいの期間を要しますか」などのご不明点をご確認の上でお問い合わせいただくと、よりスムーズです。
お仕事の依頼に関するよくある質問
- 旧塗膜を除去しての再塗装(リユース)に対応していますでしょうか?
- サンドブラストによる旧塗膜除去の後、粉体塗装を施した実績がございます。
但し、旧塗膜の種類や製品形状によっては対応が困難な場合もあります。
条件と併せてお問い合わせいだけましたら、対応の可否についてお答えさせていただきます。
- 支給塗料でも塗装可能でしょうか?
- 塗料の種類にもよりますが、基本的に対応可能となります。
但し、長油性フタル酸は乾燥硬化に一定の期間を要するため、ロットや形状等で制約がございます。
お問い合わせの際に条件をご提示いただけましたら、対応の可否についてお答えさせていただきます。
- ロットが大きい場合(又はリピート品)の対応は可能でしょうか?
- 対応可能です。塗装ラインを10ライン所有しているため、柔軟な対応が可能となります。
事前に情報を頂ければ生産計画に反映させ、安定的に生産することができますので、お問い合わせくださいませ。
- 前処理のみ(塗装用下地処理またはリン酸亜鉛皮膜処理のみ)でも依頼可能でしょうか?
- 鉄材、亜鉛めっき材共に対応可能となります。
但し、前処理後の素材は、塗装までの期間や湿気・結露等に配慮が必要です。詳細についてはお問い合わせくださいませ。
- 粉体塗装しかできないのでしょうか?
- 溶剤塗装も可能となります。これまでにもアクリル焼付け、フッ素焼付け、常温乾燥ポリウレタンなど数多くの実績があります。
弊社の溶剤塗装では、下塗りに粉体塗装を採用しています。そのため厚膜かつ高性能な塗膜を得ることができ、製品の長寿命化に貢献することが可能です。
- 技術サポートはどこまでやれますでしょうか?
- 社内で検証設備を有しており、膨大なデータを所有しています。お客様が塗装で成し遂げたい目的を達成するための母材・前処理・塗料選定、さらにその裏付けとなる資料のご提供が可能となります。
弊社でデータを持ち合わせていないケースの場合は、お客様と協力しながら試作・検証・まとめをいたします。
弊社は「塗るだけ」の会社ではございません。お客様へ塗装コンサルティング的な役割を果たすことが可能なのは弊社の大きな特徴の一つです。安心してお任せくださいませ。
- 塗装できる最大のサイズや重量はどのくらいでしょうか?
- サイズ 2.4m×2.4m×13.0m (20tトレーラーに積載可能な最大サイズまで対応)
重量 3.0tまで粉体塗装可能となります。
- 1品から対応可能でしょうか?
- 1品のみの塗装もお請け可能です。ご相談くださいませ。
- 粉体塗装は性能が良いと聞きますが、本当でしょうか?
- 粉体塗装は1回塗りで60μmの厚膜が容易に得られるため、特に狭小部や溶接個所、エッジの防錆性能に優れると言われています。
しかしながら、塗装の前に実施する『前処理』のレベルによって、その性能には大きく差が出てきます。粉体塗装の性能を最大限に発揮するには、適切な前処理選定とその管理が不可欠です。
- 個人からの依頼は受け付けていますでしょうか?
- 大変申し訳ございませんが、法人からの依頼のみとなります。
- 車のボデーの塗装はやっていますでしょうか?
- 申し訳ございませんが、車のボデーの塗装はやっておりません。
車のシャーシのみとなりますが、ボデーショップ様からご依頼をいただいてブラスト+粉体塗装を施した実績はあります。
採用に関するよくある質問
- 夜勤はあるのでしょうか?
- いいえ、ありません。日勤のみで、2交代もありません。
- 入社に際し資格は必要でしょうか?
- 入社時の資格は不問となります。塗装に関しては、ほぼすべての方が初心者で入社しますが、数か月~数年後には一人前に作業ができるまでに成長します。
また、入社後に必要に応じてフォークリフト講習を会社出費で受講していただくことができます。
- 新卒採用試験はどのような内容でしょうか?
- 面接、作文、簡単な知能テスト、適性検査などとです。
- 寮はありますでしょうか?
- 寮などの用意はありません。
(過去には提携アパートを会社補助つきでご利用が可能でしたが、アパートの老朽化により取り壊しとなりました。現在は、寮やそれに準ずるアパートの用意がありませんので、各々でアパートなどを借りていただくことになります。)
TPCエポキシ鉄筋(エポキシ樹脂塗装鉄筋)に関するよくある質問
- エポキシ樹脂塗装鉄筋の塗装の上から溶接は可能でしょうか?
- エポキシ樹脂塗膜は絶縁体となりますので、そのまま溶接する事は出来ません。
ガスバーナー等で塗膜を燃やす、又はグラインダー等で塗膜を剥がした上で溶接する事は可能です。溶接後は専用補修塗料を使用し、タッチアップをお願いします。
- エポキシ樹脂塗膜はどうやって剥がせばいいのでしょうか?
- 薬品を使用して塗膜を剥がす為に、人体に有害な薬品を使用する必要があります。その際には作業中のケガや事故のリスク、使用後の廃棄物処理などに配慮が必要になるため、工事現場等で行うのは困難であると考えています。
提案として、ガスバーナー(アセチレン/酸素)等で塗膜を燃やす方法をお勧めしています。燃えた塗膜は灰となり、ワイヤーブラシなどで簡単に除去する事が可能です。なお、塗膜を燃やしす際に黒い煙が発生します。煙にはダイオキシンなどは含みませんが、作業の際には屋外などの換気の良い場所を確保し、作業者には呼吸保護具を着用いただきますようお願いします。
現場での塗膜除去作業を排除するため、当社でエポキシ樹脂塗装加工する際に無塗装部を形成する『マスキング加工』も可能です。お問い合わせ下さいませ。
- 補修塗料を塗布してエポキシ樹脂塗装鉄筋になるのでしょうか?
- 無処理の鉄筋へ、補修塗料を塗布したものはエポキシ樹脂鉄筋にはなりません。
施工現場などで、無処理の鉄筋(スケールが付着している鉄筋または著しい錆が発生した鉄筋)にエポキシ樹脂塗装鉄筋用補修塗料を塗りつけて使用した場合には、防錆性能はほとんど期待できず、比較的短期間での鉄筋発錆によるコンクリート構造物への甚大な損傷につながる恐れがあります。補修用塗料は、こうした用途でご使用にならないようにお願いします。
なお、『エポキシ樹脂塗装鉄筋』として認められるためには、素地調整としてブラスト処理を施し、塗料はエポキシ樹脂粉体塗料を使用し、塗装膜厚を220±40μmに管理することが土木学会基準(エポキシ樹脂塗装鉄筋の品質規格JSCE-E 102)に定められています。
補修用塗料はあくまでタッチアップ用となります。鉄筋切断面やガス圧接箇所、曲げ加工による損傷など、エポキシ樹脂鉄筋の塗膜が損傷した場合にご使用くださいませ。
- エポキシ樹脂塗装鉄筋用補修塗料の容量はどのくらいでしょうか?
- 『主剤0.85㎏』+『硬化剤0.15㎏』の1㎏セットの2液常温乾燥タイプとなります。
弊社にて常時在庫を用意しており、1セットからの出荷が可能となります。
(20㎏セットの一斗缶も受注生産にて御用意が可能です。お問い合わせ下さいませ。)
- 補修塗料1㎏でどのぐらい塗布できるのでしょうか?
- 刷毛塗りたっぷり2回塗りで1.4㎡/1㎏ほど塗布する事が可能です。
T-CXに関するよくある質問
- T-CXの成果が得られるまでどのくらいの期間を要するのでしょうか?
- クライアント様の状況やサービスの内容、クライアント様の習熟度によりますが、離職の防止、社員さんの考動や風土の変容が実感できるまでに、おおよそ半年から1年半くらい必要になってきます。
- T-CXサービスにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
- クライアント様の状況やサービス内容によって大きく変動します。半年で40~80万円程度が目安です。
技術力の高い塗装業者をお探しでしたら、55年以上の長い歴史とお客様からの厚い信頼のある筒井工業株式会社まで、気兼ねなくお問い合わせください。現在様々な分野から注目されている粉体塗料による塗装を行っており、回収・再利用可能な小麦粉のような粉末状の塗装は、環境に優しい方法としておすすめしております。前処理に関しても様々なものに対応しており、サンドブラスト処理やリン酸塩処理等、素材や用途に対応した適切な前処理をご提案いたします。また、ご利用される前に不明点や疑問を解消できるよう、お客様からいただく質問とその回答をよくある質問ページにて掲載しております。長い間業界に携わってきた経験と厚い信頼のある筒井工業株式会社を、ぜひ一度ご利用ください。