愛知の粉体塗装専業、筒井工業は地球環境保護にも高い関心を寄せています。当社が生業としているの粉体塗装は、シンナーを使用せず、溶剤塗装と比較してＣＯ２の排出量も削減できる塗装方法です。

10/18に東京で開催されたＩＰＣＯ（一般社団法人　国際工業塗装高度化推進会議）の委員会にフリーで参加させていただきました。ＩＰＣＯでは地球環境の保護と工業塗装の高度化を本気で取り組んでおり、公共の協会や塗装関連の実力者が集い、その実現に向けて着実に歩みを進めております。私が参加した委員会は４時間にわたるものでしたが、長時間であることを感じない実に中身の濃いものでした。会費の徴収は特にありませんでしたが１万円くらい払っても惜しくないような内容で、感動すら覚えました。

以前からＶＯＣの排出削減は叫ばれてはいたものの、他国の規制強化の状況とは裏腹に、日本国内の規制は緩めの感が否めませんでした。昨今は気象変動が顕著に感じられることもあり、ＣＯ２削減はより身近な問題として取り上げられるようになっておりますが、ＶＯＣ削減は平成２２年に一定の成果を挙げて以来、足踏みが続いています。そんな中でＩＰＣＯの取り組みは国にも意見具申するための力を着実に蓄えてきているように感じます。今後もＩＰＣＯの活動に注目し、応援し続けていきたいと思います。

弊社としては、ＶＯＣ削減だけでなくＣＯ２の削減も達成できる粉体塗装を大いに事業として展開させていただき、微力ながら地球環境の保護に貢献してまいる所存です。

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