亜鉛めっきへの粉体塗装は要注意!~発泡~ (前島ブログ)
2022/08/25
粉体塗装のパイオニア、筒井工業株式会社 代表の前島です。
今回は亜鉛めっきへの粉体塗装で起こりがちな
『発泡』についてお伝えします。
一般的に溶融亜鉛めっきに粉体塗装を施すと、
塗膜の表面に『火山が噴火したような、ピンホール』が発生します。
表面に大量のぶつぶつがありますので見栄えも、触感も悪いですし、
塗膜に穴が開くことで耐食性も心配になります。
この現象は、
粉体塗装を焼き付ける際に、めっき~母材からガスが発生し、
それが溶融した粉体塗料を突き破って出てくることに起因します。
この『ガス』は、
亜鉛膜の欠陥からの空気とか、亜鉛めっき加工時に吸蔵された水素とか
いろいろ言われてはおりますが、実のところはっきりしておりません。
(現在、弊社はこの原因を突き止めるため某国立大学と研究をしております。)
そして、
200℃程度の高温で焼き付けることが必要な粉体塗装では
『この発泡現象を防止することは無理だ』という塗装会社さんが多いようです。
しかし、そんなことはありません!
弊社ではこれを封じ込めるノウハウをもっております。
秘訣は○○と△△です!(ごめんなさい、ノウハウなので書けませんw)
35年以上に渡り、
溶融亜鉛めっきに対しても発泡しない粉体塗装を行ってきましたので、
実績は無数にございます。
そしてウチの粉体塗装は、発泡しないだけでなく、
長期間屋外環境にさらしても剥がれることはありません。
これはまた次回書きますねw
溶融亜鉛めっきへの粉体塗装でお困りのお客様はぜひ、
きっとご期待に応えられると思いますヨ!
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筒井工業株式会社
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