横の連携…なぜできない!?
2021/09/23
働きがいコーチの前島です。
経営者の方にお話を伺う中で、社員の自主性を高めたいということともう一つ、必ずおっしゃるのが、
『横の連携がとれない。』です。
『協力しあってやれば、もっとスムーズにうまくできると思うんだが、言ってもやろうとしない…。これからの時代には、連携とスピード感が織りなす顧客への高い対応力が重要なんだが…』と言う感じです。
ところでこの『連携できない』という事態は、今に始まったことなのでしょうか?
日本人は、人に何かを頼むとその人に負担がかかる、迷惑をかけると思う方が多いように思います。これは日本古来の文化かもしれませんね。結果遠慮してしまうということをよく見かけます。自分もそうですし(笑)。
顧客ニーズや社会情勢が目まぐるしく変化する中で、これまではそれほど重要視されてこなかった『連携』がより重要になってきたが、日本人はそれを苦手としている人が多いということだと思います。
では、『連携』し助け合い、協力し合いながら仕事を進めていくには何が必要でしょうか?
私はここに、『互いを尊重し合う』『認め合う』ことが必要になると考えています。そうした精神が互いの壁を低いものにし、より『安全』に、より『安心して』発言できる、助けを求められるということになっていくのではないかと思うのです。
ではこの尊重し合い、認め合う関係性や文化をどうつくるか…
私たちは『傾聴』がその第一歩だと考えます。傾聴とは相手の話を良く聴くスキルです。但し、それは技術(スキル)であって、心から相手を尊重するという精神そのものではありません。
ただ、私がそうだったのですが…
『傾聴スキル』を実践しようとすると、自分から相手へのアドバイスや説教を考える余裕はなくなります。なぜかと言うと、相手の話に全集中する必要があるからです。これが非常にいいきっかけになります。そこから下記のようなことが起こります。
①相手の話を聴いていると、アドバイスを考えている暇がない
②結果、相手の話を遮ることが無くなる
③相手が、自分の話をしっかり聞いてもらえたと思える
④相手が自分のことを信頼してくれる
⑤その結果、自分のアドバイスを相手が素直に受け取り、やる気をもって実行してくれる
⑥結果的に『相手を尊重する』ことによる素晴らしい成果を体験することになり、もっと傾聴しようと思う
⑦継続しているといつの間にかそれが無意識で出来るようになり、スキルではなく『相手を尊重すること』が当たり前のこととして自分になじむ。
⑧⑦が徐々に伝播し、広がり、文化として形成されていく
(⑧には経営者のバックアップが必須になります)
とはいっても、これをやり切れる人はごく少数です。
なぜかと言うと、継続が難しいからです。
忙しい状態が続く、いつも仕事に追われている、プレッシャーのかかる局面に見舞われるなどの状況下では、継続できなくなってしまうのも無理のない事です。そんな時は部下の話を聴くどころか、指示命令と頭ごなしの叱責がメインになっているかもしれないですね。
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T-CXは、『社員の自主性』『社員同士の横の連携』を高めるために、経営者・管理職者が必要なコミュニケーションスキルを実践出来るようになるまで、クライアント企業に入り込んで寄り添ってご指導させていただくサービスです。
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