耐震工事進捗ブログVol.9『壁は貼りではなく張りでした』(STブログ)
2023/07/19
こんにちは「ST」です。
第9回は「壁は貼りではなく張りでした」です。
題にあるとおり、まずは前回の訂正から。
建築用語ではのり付けを「貼り」、のり以外を「張り」と区別しています。
さすがに波板で外壁をつくるのに、のり付けでは無理があります。
確認しなかったせいで間違った文字使用してしまい、申し訳ありません。
はい、気分を変えていきましょう。
木胴縁もついに外壁側の3面に取り付けが完了しました。
彼らには今は足場として使う、すのことか木製備品を作ってもらっています。
さぁ壁張りの開始です。
ポリカーボネート製の鉄板小波、10尺の波板を使用しています。
なに言っているのかよくわかりませんよね。
ポリカなんとかは材質、鉄板小波は波の大きさを表し、
全体の長さがインチでもセンチでもなく尺。
まるで呪文のようですが、規格品です。
これを業者がどんどんと張っていきます。
あっという間に壁が立ち上がっていきました。
波板同士の重ね幅は2山半。これも規格です。
雨が毛細管現象ですき間に入り込んでも裏側まで染み出さない幅らしいです。
電動ドライバーで波板ビスが等間隔で締められ、波板を固定していきます。
間隔は中2本です(波板1枚にビス4本)
2日もあれば1面は完成。
外の陽射し現場に入り、
なかが少しでも明るくなるよう2面は今までとおなじ透明、
西日が直接当たる面には乳白色にしました。
完成後、少し暗くなったとラインメンバーには言われましたが、
夕日はマジで眩しいのです。
夏の直射日光ごしに壁を見たとき、
いかに英断だったか理解してくれると信じています。
あとわかっていたことですが、
壁の復活とともに加温された槽から立ち昇る蒸気も溜まり、湿気も大・復・活!
風通しが良かったころが懐かしい。
大切のものは失って初めて気づくものなのですね(笑)
四隅を処置して雨どいを付ければ外装工事が完了です。
既設設備の塗り直しとか、
新設された設備も溶接済み箇所やマスキング跡の塗装はまだまだ続いています。
塗装業者のみなさん、ラストスパートよろしくお願いします。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回もお目にかかれますように。
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