粉体塗装専業の筒井工業は、未来永劫継続する企業を標榜し、ビジョンを再構築するプロジェクトを進めております。

 

3/26（金）には第5回目のビジョン構築会議が開かれました。

会議はプロジェクトメンバー以外の社員も自由参加できるようになっています。今回は嬉しいことに延べ6人もの自由参加者があり、徐々にビジョン構築の熱量が高まってきている感覚があります。

 

さて、今回の会議では以下を取り組みました。

①ミッションワードの再検討＆暫定的にミッションを確定

②バリューワードの抽出　（ふせんへ記入し、模造紙へ貼り付け）

いずれもなかなかの難易度ですが、参加者みんなで知恵を絞りながら進んでいきます。

これほどまでに会社や社会、お客様そして社員について、チームで俯瞰的に考察した経験はありませんでした。この取り組みはビジョンを構築することがゴールにはなっていますが、その過程は学びや成長の場として大きな役割を果たしています。

 

話は一旦逸れますが、

他社経営者の方から、『従業員にも経営者目線を持ってほしい』とのお話を伺うことがあります。確かに『経営者』ではない従業員に『経営者目線を持たせる』ことは容易なことではありません。

しかし、その一見難しそうに見えることをやるのが筒井工業だということはこれまでのビジョン構築セッションで何度も出てきました。このテーマも一緒です。そしてそれは決して強制的なものでも、抑圧的なものであってもいけません。

 

わがビジョン構築チームはこれまでのセッションで、会社の過去を学び、現状を知り、会社を取り巻く社会のしくみを学んできました。それはとても楽しい道のりでした。

そしてこれからは懸命に目を凝らして未来を見る…。生みの苦しみをしっかり味わいつつも、チームが一丸となって、ワクワクするような取り組みになっています。

ここでふと気づきます。

この、過去を知り、今を知り、未来を見ようとする視点こそが、『経営者目線』と言うのではないかということに。

 

この取り組みは、確かに膨大な時間とエネルギーを要します。でも進んでいくと決めています。

その先に、『未来永劫継続させたくなる会社になる』ことを夢みながら…