耐震工事進捗ブログVol.8『壁貼りの準備が急ピッチで進行中』（STブログ）

こんにちは「ST」です。

第8回は「壁貼りの準備が急ピッチで進行中」です。

前回、柱の塗り直しがなかなか進まないし、

次の投稿にはもう少し時間がかかるかもね。

みたいな内容をブログに書きました。

・・・が、いつの間にやら木胴縁が出現し始めました。
「中塗りの錆止め塗装が終わらないと上塗りを始められない」
みたいなことを現場監督は言っていたんですが、
どうやら外壁を貼る面だけ優先して仕上げていったようです。
上塗りはおろか木胴縁を固定する金具まで溶接済みとは。

現場側は錆止め塗料の赤茶色が未だあちこちに点在し、
内壁側では研磨作業さえ終わっていない柱もあるのですが、
いやぁ見事にしてやられました。

おやおやこんなことにも気づかないとは、

僕としたことが迂闊でした(杉下右京の声色）

 

外足場はレンタルなのかもしれません。
工期が延びれば追加のレンタル料もかかりますし、
業者への支払いも増えるというもの。
誰も幸せになりません。
ここが現場監督の腕の見せ所なのでしょう。

壁板には波板を使用します。
波板とは自転車置き場や簡易な倉庫などに

屋根材としてよく貼られている波状の形をした板材です。
丈夫で軽く雨もはじく波板は、

スペースを大きく取りたい工場などの外壁としても重宝されています。

壁を固定する下地材が胴縁で木製なので木胴縁です。
現場建屋のとなりに陣取り、

柱の間の長さを測っては同じに木材を切り揃え、

外足場を昇り降りしながら一本ずつボルト締めしていきます。

さすがに大雨の日は無理でしたがそれ以外は毎日です。
日常業務の妨げにもなりませんし、

バンバン進めていってほしいですね。
土日は研磨作業と並行して

既設の柱の塗り直しが続くと思いますが、

木胴縁さえ取り付け終われば壁が貼り出せます。

屋根があるだけの実質は外と変わらない現場とも

オサラバできる日も近づいてきています。
現在、3面ある外壁のうち2面まで木胴縁が設置されました。
あともちょっとだ。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
次回もお目にかかれますように。