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耐震工事進捗ブログVol.6 番外編『ワーキングGWその2』(STブログ)

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耐震工事進捗ブログVol.6 番外編『ワーキングGWその2』(STブログ)

耐震工事進捗ブログVol.6 番外編『ワーキングGWその2』(STブログ)

2023/05/24

こんにちは「ST」です。

今回は番外編「ワーキングGWその2」です。


少し予定、というか表題のくくりが今回は変更になりました。
前回、ゴールデンウィークにあった

別案件の工事について書かせてもらいます、と投稿しました。

これらは、いつもは社内回覧用の資料として作成していたものです。
ですがほら、今は耐震改修工事はブログで書いているし、

同じ仕事現場だし一緒に書いても別にいいよね。

という気持ちでした。


それでまぁうん、結局は別枠ならOKとなりました。
だから番外編なのです。
みなさんは気にせずにいきましょう。

 

以前に書いたと思いますが、

耐震改修工事をしているラインでは、

ディップ式で金属表面の塗装前処理をしています。


浸漬させる槽の大きさは有効横幅1m深さも1m、

全長は6mと8mの2種類があります。

長く使っていれば槽も傷んできますので

以前より槽の更新を1槽ずつおこなっていました。

さすがに1つ1つがそこそこに大きいので

まとめてという訳にもいきません。


今回は鉄化成の水洗槽を入れ替えました。
毎回、自分たちの手でやっています。

ちょっと楽しいですよ。


なかの水を抜いた後、

既設のクレーンで持ち上げ、リフトで外へ運び出します。


この時水が残っていると厄介です。

そのまま運ぶと槽のなかを水が行ったり来たりと揺れ動き、

それと同時にバランスも前後して、

リフトの爪から滑り落ちる危険があるのです。


そこで面倒くさがってはいけません。
トラックで持ってきた新しく製作してもらった槽のなかに

雨水が溜まっていてもです。

シートぐらい掛けて欲しかった。
(※雨水はスタッフが責任をもって水中ポンプで抜きました)
あとは新品を逆の手順で放り込んだら完成です。


ただ、ここで隣り合う槽の中身がどうなっているで

その作業の難易度が変わること説明しなければなりません。

空っぽならイージーなのですが。
槽は丈夫に作られていますが水圧の影響は避けられません。

水嵩が増えるほどに長手方向の中央から外へ膨らんでいくのです。


槽どうしに間隔があれば問題ないのですが

今回はありませんでした。

そのうえ耐震改修工事をしているので

槽には防火シートが掛けられており、

中身の移動もむずかしい。


つまり、スキマがない。ギリギリのぎり。
引っこ抜くのは何とでもなるんですよ。

ある意味力ずくで。クレーンパワーさまさまです。
入れ込むのはそう簡単にはいきません。

ここからはミリ単位が攻防の開始。
どこかが引っ掛かるんですよ、槽のヘリに。

あっちこっちあっちこっち微調整して上げ下げアゲサゲの連続です。
でも無理。
一瞬、諦めかけましたが、

こういう時は気持ちの切り替えが大事。
一息入れたあと、

横幅が最小になるように槽を吊りなおして

なんとか収めることができました。


そのまま水平をだし、配管して、満水にし、

耐震改修工事のためのシートを掛けて終了しました。

長々と書かせてもらいましたけど、

楽しく槽の入れ替えやりました。

ただそれだけの話です。
工事だってやり方しだいで楽しくやれるのです。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
次回もお目にかかれますように。

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